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推奨来高値 +47%
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理想科学工業(6413)は目標株価達成に伴い「小型株1年」推奨を終了(2014年08月24日推奨終了)

理想科学工業(6413)は目標株価達成に伴い「小型株1年」推奨を終了

投資家に伝えたい3つのポイント

  • 目標株価3,300円を達成したことに伴い、理想科学工業の「小型株1年」推奨を終了します。
  • 業績見通しに変化はなく、今回の推奨終了は指標面での割安感解消が主因です。
  • 将来、同社の株価が2,800円を下回れば、再度、推奨を検討する可能性があります。

目標株価達成に伴い推奨を終了

2014年3月9日(推奨開始時点株価2,294円)に推奨を開始後、2014年8月22日に目標株価3,300円を達成したため、推奨来の上昇率は44%になりました(この間のTOPIXの上昇率は4%)。

今期業績は会社予想の範囲内で推移とLongineでは予想

2015年3月期Q1(4-6月期)の決算は売上高が前年比0.9%増収、営業利益は同41%増、上期会社計画に対する営業利益の進捗率は54%となり、消費税増税の影響で売上高はやや伸び悩みましたが概ね想定の範囲内で推移したと見られます。足元では円安が進行していますが、同社の前提為替レートは1ドル102円(1円円安による通期営業利益に対する増益インパクトは4,500万円)、1ユーロ138円(同5,000万円)であるため、為替影響による通期業績の上振れ余地は限定的と推定されます。

割安感の解消が推奨終了の主因

22日終値3,305円を前提にした2015年3月期のPERは15.5倍、PBRは1倍となります(いずれもLongine予想ベース)。今期予想ROEが7%であることを考慮すると、現在の株価水準は割高でも割安でもない妥当な水準と判断されます。

なお、同社は7月31日に今年度2回目の自社株買いを発表しており(70万株、取得期間8月18日~10月28日)、株主還元に積極的であることは引き続き注目できるポイントですが、1回目の自社株買いは、計画の85万株に対して実行されたのは1.47万株に留まっていたことには注意が必要です。

今後の注目点

同社の主力製品である、リソグラフは同一原稿を「大量に安く」印刷することが求められる用途では依然として強みを持っており、先進国ビジネスが急速に縮小する可能性は小さいと見られます。ただし、買い替え需要が中心であるため、今後は、BOP(ボトム・オブ・ピラミッド)を含む新興国市場がより重要になります。同社は、機能を絞ることや生産をタイに移管するなどで、低価格化を実現できていますので、今後の動向に引き続き注目していきたいと考えます。

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