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推奨来高値 +57%
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リョーサン(8140)は目標株価を達成。「小型株1年」の推奨を終了(2015年03月04日推奨終了)

投資スタンス

目標株価3,000円の達成に伴い、「小型株1年」の推奨を終了する。

投資家に伝えたい3つのポイント

  • 2月26日に、増配、自己株式取得、中期計画の追加・修正とコーポレートガバナンスの強化策を発表。これに対して株価はポジティブに反応し目標株価を達成。
  • 中期計画で数値目標(2018年3月期ROE5%、営業利益90億円)を開示したことは、経営陣の業績改善に対する意思の強さとして捉えられポジティブに評価できるが、筆者の業績予想を大きく上方修正するほどの内容ではないため、利益確定も選択肢の1つと考える。
  • 株主還元策は今後も強化へ向かう可能性が高いため、現状よりも大きく株価が下落した場合は、再度推奨を検討する可能性はある。

目標株価達成に伴い推奨を終了

2014年3月19日(推奨開始時点株価2,012円)に推奨を開始後、2015年2月27日に目標株価3,000円を達成。推奨来の上昇率は57%(この間のTOPIXの上昇率は32%)。

増配、自己株式取得を発表

2月26日、同社は、2015年3月期の年間配当を80円(従来予想70円)に増配すると発表。合わせて2月27日~6月25日を取得期間とする自社株買いを発表している(100万株、発行済株式総数対する割合3.17%、取得額35億円、いずれも上限値)。これらの発表を受けて、翌27日の株価は大幅上昇し、年初来高値となる3,150円を付けた(ザラバ値)。

中期計画の追加・修正とコーポレートガバナンスの強化策も発表

同じ26日には、「第9次中期計画の追加・修正とコーポレートガバナンスの強化策」も発表された。2014年6月に発表された「第9次中期計画」との差異は以下の通り。

  • 2018年3月期配当100円以上(2014年6月時点計画:2017年3月期までに80円)。
  • 年間100万株をベースとした自己株買いの継続的な実施を計画(同:連結業績の動向等を勘案し、自社株買いも引き続き検討)。
  • ROE8%を目指し、2018年3月期にROE5%を達成する(同:数値目標はなし)
  • 2018年3月期数値目標:売上高2,700億円、営業利益90億円、純利益60億円(同:数値目標)。
  • 2015年6月から社外取締役2名以上とする。監査役設置会社として、報酬諮問委員会・指名諮問委員会を設置する。

上記のように、前回発表時よりも、数値目標がより明確になっており、特に、株主還元策に関しては、より一段と積極的になっている印象だ。ただ、成長戦略の中身については、海外半導体ビジネスの拡大と新規商権の獲得、プロジェクトビジネスの強化などが骨子となっており、従来と大きな変わりはない。このため、今回の発表からは、経営陣の業績改善や株主還元に対しての前向きな姿勢が確認できるものの、筆者の業績予想を大きく上方修正するほどの内容ではないと考える。よって、筆者の目標株価を達成したことを踏まえ一旦、利益確定も選択肢とするタイミングであると判断した。

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