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ヤマハ発動機(7272)の2015年12月期決算。決算発表後の株価暴落はやや過剰反応

決算発表後の第一印象

いくつかの懸念材料は残るものの、株価が暴落するような会社予想ではない。株価に対しては「中立」な印象。

コメント

2015年12月通期実績は、売上高は対前期比+6%増、営業利益が同+38%増、当期純利益が▲12%減となった。大幅増益を達成したが、従来の会社予想をややショートして着地(営業利益、経常利益)。これは、インドネシア等の新興国市場の減速が主要因と見られる。また、当期純利益の減益は、海外子会社で法人税の追加納税が発生したため。

2016年12月通期の会社予想は概ね横這い見通し。営業利益は横這い、親会社株主に帰属する当期純利益は同+33%増計画(法人税が通常に戻るため)。なお、上期の会社予想は非公表。為替相場の変動、2輪車の主戦場であるインドネシア経済の不透明感、等の要因を加味すれば、会社予想は期初時点としては概ね妥当と考える。

今後の注目点

後場の途中に決算発表を行ったが、その後、株価が急落した。終値は前日比▲18%安となり、暴落と言っていい状況だ。確かに、市場全体が弱含み、尚且つ、ポジティブな会社予想ではなかったが、この株価暴落は過剰反応である。今後は、特に、インドネシアの市場回復の時期を注目したい。

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