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IHI(7013)の「大型株1年」での注目継続。株価好調の背景と決算での注目点とは(2016年07月12日推奨終了)

投資スタンス

「大型株1年」の注目継続。目標株価は296円で変わらず。2017年3月期会社予想は増益が予想されるため決算前からのエントリーは可能と判断。

投資家に伝えたい3つのポイント

  • 目標株価296円で「大型株1年」の注目を継続。
  • 2017年3月期は復活に向けた初年度になるという見方に変更なし。
  • 目標株価は不動産関連の含み益を考慮した実質PBR1倍が算定根拠。

目標株価は296円で「大型株1年」の注目を継続

目標株価まで、なお+14%の上値余地があるため、「大型株1年」の注目を継続する。なお、目標株価の算定根拠には変更はなく、引き続き筆者が試算した2017年3月期実質BPS296円に対して1倍とする。また、目標株価の2017年3月期筆者予想を前提にしたPERは13倍となる。

注目開始後から株価はTOPIXをアウトパフォーム

同社の注目を開始した2016年3月31日の終値に対する4月22日終値の上昇率は+9%となり、TOPIXの+4%上昇をアウトパフォームした。

原油相場の上昇によりプラント関連銘柄が見直されたこと、2017年3月期は2016年3月期に発生した一時的な業績悪化要因が消失して大幅増益が期待できること、などが短期株価パフォーマンスの好調の一因と推測される。

投資スタンスとして決算前でもエントリー可能という見方にも変更はない

4月末から本格化する2016年3月期決算発表シーズンでは、円高、海外景気の不透明感の高まり等から、例年以上に保守的な業績予想を発表する企業が大半を占めると予想される。実際、2106年4月20日に2016年3月期決算を発表した安川電機(6506)は、円高を主因に(1ドル110円前提)大幅減益予想を発表し、翌日の株価は下落している。

しかし、同社は2016年3月期に発生した一時的な業績悪化要因が消失し、大幅増益予想を発表する可能性が高いと考えられる。そのため、決算発表前であるこのタイミングは、エントリータイミングとして悪くはないと考えている。

なお、筆者の予想の為替前提は1ドル110円、1ユーロ125円としている。2016年3月期の期初時点での営業利益に対する為替感応度は、対ドル1円の円高で▲12億円の減益要因、対ユーロは中立であったため、2017年3月期も同レベルを想定している。

2016年3月期決算は2016年5月10日14時発表予定

今回の決算発表では、2016年3月の業績悪化要因となった「資源・エネルギー・環境」及び「社会基盤・海洋」における改善策が2月時点の想定通りに進捗しているか、同社が掲げている中期計画目標(2019年3月期目標:営業利益率7%、ROIC10%、D/Eレシオ0.7倍)を実現するための具体策が示されるか、などに注目していきたい。

業績ハイライト

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