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アルファ(3434)の「小型株1年」の注目終了。今後は値下げ要請が厳しくなる公算(2016年05月20日推奨終了)

投資スタンス

「小型株1年」の注目を終了する。

投資家に伝えたい3つのポイント

  • 同社に対する「小型株1年」の注目を終了する。
  • 2017年3月期の会社予想は大幅増益を見込むが、終わった2016年3月期実績が低水準に終わったことなどから、ポジティブな印象は非常に乏しい。
  • 日産自動車と三菱自動車の資本提携関係により、同社に対する値下げ要請も強まる可能性がある。

「小型株1年」の注目を終了

同社は、独立系部品メーカー(キー、ロック、ドアハンドル等)だが、日産自動車向け売上比率が6割を超える。住宅向け施錠システムも主力事業の1つ。

先に発表された2016年3月期実績は、売上高と営業利益が従来予想通りに着地した一方で、終わったQ4(1-3月期)の円高進行による為替差損が膨らみ、親会社株主に帰属する当期純利益は▲4億円の赤字となった(従来会社予想は2.5億円の黒字)。想定以上の円高影響とは言え、ネガティブな印象は拭えない。

一方、2017年3月期の会社予想は、売上高は対前期比+1%増ながら、営業利益は同+35%増を見込む大幅増益計画となった。ただ、終わった2016年3月期実績の営業利益の水準が低いために増益率こそ大きいものの、利益水準は筆者が予想していたほどではない。こちらもやや期待外れと言える。

日産からの値下げ要請が強まる可能性

同社の最大の納入先である日産自動車は、先に三菱自動車との資本提携を発表し、今後は三菱自動車の部品調達網の活用も視野に入れる可能性が高い。こうした状況を勘案すると、今後は、日産からのさらに厳しい値下げ要請も要請されよう。

同社の収益構造改革は、筆者が予想した通り、着実に進んでいると考えられる。しかしながら、日産の部品調達戦略の見直しの可能性が高まったこと、及び、新興国市場の回復遅れ等により、目先数年は停滞の可能性も出てきた。また、日産と資本関係がない同社が、日産系の再編に組み入れられる可能性も低い。

以上のことを勘案した結果、同社に対する「小型株1年」の注目を終了することとした。

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