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  • Sun Apr 09 16:35:23 UTC 2017
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株式市場アノマリーの真実。セル・イン・メイというよりハロウィンに買って5月に売れ

2017年も4月に入り関東では桜もほぼ満開。さあ、お花見!という週末に生憎の雨となりがっかりした週末という方も多いのではないでしょうか。

さて、今回は、5月を前にして「セル・イン・メイ(5月に売れ)」という株式市場の格言にもなっている状況に関して過去データをもとに検証してみました。ここからは意外な投資戦略も見えてきます。

5月に株を売るべきか

ここでは、1970年から2016年までのTOPIXとS&P500の5月と6月末の株価指数を比較してみました。セル・イン・メイということで本場の米国も当然ながら検証したいと思います。

図表1からは、5月が6月比で株価が下がっているかというと、必ずしもそうだとは言い切れないことが分かります。

実際、TOPIXに関しては、1970年から2016年の47年間のうち、下落しているのは19回。一方、S&P500に関しては20回。

これだけですと、何も慌てて5月に株を売らなくても、ということになります。

出所:SPEEDAをもとにLongine編集部作成


ハロウィンに株を買って5月に売るとどうなるのか

さて、ここではちょっとひねりを加えて、「ハロウィン(前年10月末)に株を購入して、5月に売却する」としたらどうなのかを1971年から2017年までで検証してみました(図表2)。2017年に関しては2016年10月末と2017年4月7日の株価指数終値で比較比しています。

結論からすると、結構な確率で収益を得ることができるといえます。

TOPIXでは47年のうち、株価が上昇しているのは33回(勝率70%)。S&P500では、38回(勝率81%)となり、いずれの株価指標でも高い勝率といえます。

話が細かくなってしまいますが、2013年のアベノミクスによる53%というパフォーマンスは半世紀のうちでも3回ほどしかなかったとんでもないチャンスだったことが分かります。

出所:SPEEDAをもとにLongine編集部作成


まとめ

5月に株を売却して利を得るため、前年のハロウィン(秋)にしっかり仕込んでおき、その成果を翌年5月(春)に刈り取る投資戦略が機能することが分かります。季節や時候を考えると農業の様です。5月という「点」で考えるのではなく、株式投資には「点」と「点」を結び付けて行動する思考することが必要なようです。

ただ、人間はたびたびこうした分かりやすい事実も忘れやすいので、機械的に取引してくれるロボットがあると便利かもしれません。難しい取引をしなくても、ロボットにそれだけを支持するというのもありですね。半年投資をして半年休むというのを繰り返しても相当のパフォーマンスを手にすることができたことが過去データは示しています。

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