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ケーズホールディングス(8282)の2017年3月期決算発表を前に投資スタンスの確認(2017年08月15日推奨終了)

投資スタンス

目標株価は2,750円に据え置き、「長期投資」を継続。

投資家に伝えたい3つのポイント

  • 競争沈静化による好収益継続、着実なドミナント出店による成長、TV等黒物家電販売の回復の恩恵というストーリーは変わらず、特に東京オリンピックに向けて中長期的にテレビの販売回復が底上げ要因と考えている。
  • 上記ポテンシャルに対してPBRは漸く1倍を超えたばかりで、安定的に8%を超えるROEを出す企業としていまだ評価不足とみる。
  • 2018年3月期の注目点は、生活家電市場の厚み、出店のペースとその採算、資本効率に対する取り組みの継続、EC戦略など。

目標株価

目標株価は2,750円に据え置く。

2017年3月期の筆者予想BPS 1,987円に過去10年間の各年度のPBR高値の平均値PBR 1.4倍を適用する。

業績見通しは据え置き

同社の決算発表を2017年5月8日に控える。

同社の月次データによれば、2017年3月末店舗数は485店と年間で+18店舗純増になり、通期売上高は対前年度比+2.9%増となった模様。1-3月期も同+2%増となっており成長が続く。

冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの主力の白物家電は引き続き堅調だ。注目はテレビの伸長だ。通期の売上高は同+8%増となり、2016年5月以降11カ月増収となっている。漸く買い替えサイクル期に入りつつあると筆者は考える。

利益面では黒物家電の売上高が伸びることで利益率への影響が気になるところだが、現段階では大きなマイナス要因とは見なくてよいと考える。2017年3月期は会社計画を上回って増収増益決算なると予想する。

今後の注目点

通期決算発表においては、増収増益基調が継続するかという点に加えて、家電メーカーと家電量販との関係が現状のような収益・効率重視のまま続くのか、テレビ販売の回復と収益寄与、今後の出店、資本効率への取り組み、ECの取り組みなどがポイントになる。この中で最も重要な点は家電メーカーと家電量販とがともに収益重視姿勢を続けるかだと思われるが、当面この収益重視のシナリオが崩れる可能性は低いと考える。

業績見通し

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