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  • Wed Aug 23 07:03:00 UTC 2017
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テーマ投資に株式投資の初心者はどう向き合えばよいか

今回はテーマ投資に興味がある投資の初心者が知っておくべきポイントをまとめました。これまで投資信託や株式投資もしたことがないという人から、投資はしたことはあるけれど自分自身で初心者だと思っているという方まで読んでいただければと思います。

そもそもテーマ投資とは

テーマ投資というと、電気自動車やAI(人工知能)、バイオといった「いま」話題の新技術やサービス・商品にフォーカスをした、ややもすれば一生懸命に情報を追っていかないとついていけない「せわしい」投資とお考えの方もいるのではないでしょうか。

ところが、テーマ投資とは何かと考えてみると、先ほど触れたような株式市場で話題になっている新技術や新しいサービス・商品に関連する企業への投資に始まり、決算や金融政策に関するイベント、各国の財政政策、バリュエーション(株価評価)を加味した投資などに及び、幅広い内容を含んだ投資といえます。

企業決算はヘッジファンドの大好物テーマ

企業決算発表の内容で株価が大きく変動するのを目にされた方も多いのではないでしょうか。決算というイベントを材料に買いや売りのポジションを持ち、ヘッジファンドの一部に見られるようにイベント内容で超過収益をとろうとする投資家がいます。そうした投資家にとってみれば「イベント」が重要なテーマというわけです。

また、株価の高い、安いを評価する際に必要となるバリュエーション(株価評価)。機関投資家はポートフォリオに含まれる銘柄のバリュエーションや利益成長率、ボラティリティなどで「グロース株」ファンドマネージャーといわれたり、「バリュー株」ファンドマネージャーなどといわれたりします。

それぞれのファンドマネージャーは自分のカテゴリーグロースやバリューーがそれぞれを上回ると思って運用しています。彼らからすれば、バリュエーションは大きなテーマなのです。

テーマのない投資などはない

よくよく考えて見えれば、投資においてなんらかしらのテーマを持たずに投資を始めることは少ないのではないでしょうか。

たとえば、国内への外国人旅行客が増えたことで「爆買い」という言葉も生まれましたが、旅行者が増えた結果、国内の小売店や飲食業が儲かり、業績が良くなれば「インバウンド」関連企業も産業として認識されるようになるでしょう。

そうなると当初は「爆買い」というテーマから「インバウンド」産業という発展があることになります。「爆買い」というテーマと「インバウンド」産業の線引きは難しく、テーマの中にはその後に大きな産業にまで発展するというケースはあります。

過去を振り返ってみると、今でこそ米アマゾン・ドット・コムはECプレーヤーの雄として知名度もあり、時価総額も巨大となりましたが、ITバブルの崩壊した2000年直後は投資家のウケは悪く、「なぜ赤字の企業を買わなければならないのか」と機関投資家の間では評価されたものでした。

ところが、その後20年近く経過化する中で、ECのポテンシャルとリアルで店舗を持つ企業との競争優位の差などが議論され、米小売り大手のウォルマートなども脅威に感じる企業となったわけです。

こうした新たな産業が生まれるはじめのステージやその中で活躍する企業はプロ投資家と呼ばれる機関投資家のファンドマネージャーも大好きな投資のアプローチです。

初心者にとってテーマ投資の位置づけとは

テーマ投資は初心者がとっつきやすい投資なのでしょうか。この答えは考え方によっては何通りかの回答があります。

投資の世界では「自分が良く知っている対象に投資をしろ」という考えがあります。知らない対象に投資をして思わぬリスクをとってた、そして想定をしていなかった損をしたという話はよくあります。

自分にとっての身近であったり、興味のあるテーマに関して、投資対象企業について自分が良く知っているという前提であれば初心者でも投資機会は多いように見えます。

一方、テーマ投資といっても実際にやっていることは株式投資には変わりがありません。したがって、株式投資の基礎知識は必要になってきます。

株式投資の知識がない、株式投資は初心者だと考えている方は、安全資産やバランス型投資信託などをベースとして、次なるステップとして検討してみるというの選択肢も残しておきたいところです。フォリオのようなテーマ投資のポートフォリオを売買できるサービスもあるので以下の動画リンクなども参考にしてみてください。

テーマ投資初心者が気を付けておきたいポイント

テーマ投資は相場の熱量というか嗜好というか、その時々のトレンドによって株価の変動が大きくなることがあります。

これは、話題の新技術やサービスといったテーマに限らず、グロース株相場やバリュー株相場というようにさきほども指摘したようなバリュエーションを切り口にしたときにも起きることです。

したがって、そうしたなんらかしらのトレンドがある場合に、むやみに飛び込んでしまうと、「買ってしばらくして暴落した」というようなことになりかねません。

判断は人それぞれですが、「バリュエーションが安い銘柄を拾い出しながら、次に株式市場でテーマになりそうな銘柄を選択する」というプロセスが精神衛生上も長期戦に耐えられる投資スタンスともいえます。

テーマ投資で初心から中上級者へなるために

繰り返しになりますが、中上級者への道は、バリュエーションを見極めるということでしょうか。

仮に、バリュエーションを通じて割安株に投資をして、期待したタイミングで株価が大きく上昇しなくとも、大けがをしないからです。もしそうであれば、仕切り直しということで次の銘柄に挑戦することができます。

Longineの注目する投資テーマ50選

ここまで様々な投資テーマについてみてきましたが、Longineが注目する、今後産業構造を変えるような投資テーマを集めてみました。是非、ご参考にしてみてください。

一部、直近記事においては有料ですが、過去分のものは無料公開しています。

  • Longine投資テーマ50_No.1【FinTech(フィンテック)がなぜ注目されるのか、その勝者は誰か】
  • Longine投資テーマ50_No.2【2017年4月の消費税増税で恩恵を受ける銘柄は何か】
  • Longine投資テーマ50_No.3【「働き方の多様化」が進む中で注目できる製造業派遣ビジネス関連銘柄は】
  • Longine投資テーマ50_No.4【“中食“へのシフトが進む中で恩恵を受ける銘柄は何か】
  • Longine投資テーマ50_No.5【石油株に比べ好調な海外水ビジネス株―日本で注目できる水ビジネス関連銘柄は】
  • Longine投資テーマ50_No.6【成長戦略のカギになる“観光立国”は第2幕へ】
  • Longine投資テーマ50_No.7【世界に羽ばたく民間航空機産業での注目ポイントを考える】
  • Longine投資テーマ50_No.8【第2ステージに入る我が国の再生医療、有望市場とその関連企業を探る】
  • Longine投資テーマ50_No.9【育児と介護と女性社会進出の関連銘柄とは】
  • Longine投資テーマ50_No.10【食糧問題と飼料用アミノ酸の有望性及び関連企業をひも解く】
  • Longine投資テーマ50_No.11【紙オムツ向け高吸水性樹脂など周辺素材の世界需給動向と関連企業を探る】
  • Longine投資テーマ50_No.12【飛翔を期す日本の宇宙機器産業の投資注目ポイントを整理する】
  • Longine投資テーマ50_No.13【インバウンド消費や爆買いは長期投資のテーマたりえる有望市場】
  • Longine投資テーマ50_No.14【世界的な電気自動車へのシフトで電池バブル再燃か。部材メーカーに注目】(有料記事)
  • まとめにかえて

    いかがでしたでしょうか。テーマ投資について理解を深めていただければ幸いです。Longineでは引き続き、日本ひいては世界の産業構造を変えるようなテーマをもとに銘柄選択などを進めて行ければと思います。引き続き、Longineをよろしくお願いいたします。

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