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  • Fri Oct 26 06:41:00 UTC 2018
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日本株を誰が売っているのか。スマートな投資家はどうすべきか

日本株式市場は落ち着きがなく、引き継続き不安定な状況だ。一様に暴落する銘柄が出る状況から少しずつ変化し、銘柄選択が始まっている。簡単に言えば、業績の裏付けのないバリュエーションを高い銘柄を売り、業績が堅い、そしてバリュエーションの安い銘柄を買うアロケーションだ。では、ここまで株式市場がダイナミックに動いている原因として誰がどのように動いているのかを見ておこう。

足元は外国人投資家が売り、国内の個人投資家が買い向かう

下図は、日本証券取引所が発表している「投資部門別 株式売買状況(金額)」の東証と名証を加えたネット売買金額である。プラスが買い越し、マイナスが売り越しとなる。

下図から分かるように、10月9日の週以降、潮目が変わったのがお分りであろう。その特徴を一言でいえば、「海外投資家が売り越し、個人投資家が買い向かうという構造」である。9月から10月頭まで海外投資家が買い越していた状況が一変し、売り越しとなっている。一方で、大きく個人が買い向かっている。

成長企業でもバリュエーションが高ければ売られる

10月26日の相場での銘柄の動きを見ていると、いわゆる「新興成長株」の売られ方が著しい。マネーフォワードが一時はストップ安をつけたり、エムスリーやRIZAPグループなども大きく売られている。こうした新興成長株は相場の上昇とともに大きく値を上げていった銘柄だが、その一方でバリュエーションの切り上がりもあった。そうした反動が出ているともいえる。

その一方で、こうした相場環境でも上昇しているのが、銀行、保険、不動産、運輸、小売りなどマクロ環境が影響する中でも内需中心の銘柄だ。もともとこうした銘柄は絶対値のバリュエーションの水準は低く、バリュエーションが低いところに資金が流れていることが分かる。たとえば、メガバンク株だが、その関連株が有望だとは思わないが、PBRで0.6倍を割っている状況で、これ以上の下値がない、下値が限定的であろうという見方なのであろう。保守的な姿勢であるが、バリュエーションによるセクターアロケーションともいえる。

ではどうするのが良いのか

当面はこうしたバリュエーションの水準を意識した神経質な展開が続く。長期でどうしても保有し続けたいという銘柄でなければいったん売却をするのも一つの手段。また、こうした状況は優良株やこれまで高値で手が出なかった成長株を仕込むチャンスでもある。ただ、バリュエーションは確認したうえでいずれも判断したい。Longineでは引き続きバリュエーションを意識した推奨を目指したい。

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