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  • Thu Dec 20 22:18:00 UTC 2018
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2019年にどう備えるべきか。戦略は2つ

ここまでの振り返り

日米ともに株式市場の下落が止まりません。Longineでは、以前からバリュエーションの高い目柄に関しては、優良企業でも目標株価を達成したタイミングでバサバサと推奨を落としていきました。それ自体は正解でした。

株式市場全体に対して注意深いスタンスを維持させていましたので、銘柄数は大きく増やさずに、(1)バリュエーションの安い銘柄、(2)現時点でのバリュエーションが見えにくいターンアラウンド(再生銘柄)にシフトさせていきました。

ここまで振り返ってみると、結果的にどうだったかを見ると、バリュエーションが高い、安い銘柄も関係なく一緒に売られる展開となっています。バリュエーションがブック割れの銘柄(PBRが1倍以下の銘柄)も容赦なく売られています。一言でいえば、アセットクラスとしての株式の売却フェーズといったところでしょう。これは、想定以上に速いペースで進んでおり、目測を誤りました。

来年の相場の位置づけ

来年の2019年は、ちょうど東京オリンピックの前年にあたるわけですが、株式市場は更に調整をしていくという前提で投資戦略を組んでいくというのが無難でしょう。もっとも、「オリンピック前に株式市場が軟調なのは良くない」という政治主導の金融政策がなければの話ですが。

そして、さらに怖いのがオリンピック後ですが、様々な大型プロジェクトはオリンピックを目指して進捗しています。そうした供給サイドによる景気のインパクトが剥げてくるリスクも考えておくべきでしょう。

2019年に避けるべき銘柄

今回の2019年の相場は、ITバブルが崩壊した2002年、リーマンショック後の2008年、東日本大震災後の2012年などの相場をイメージしながら戦略を持ちたいと思います。

そうした前提で、まずは避けるべき銘柄は、以下の通り。

  • 流動性のない銘柄
  • 時価総額の小さな銘柄(スモールキャップ)
  • (円高とともに)海外事業比率が高い銘柄
  • 「現時点で」利益が出ていない銘柄(EBITDAがマイナスの企業は論外)
  • バランスシートが健全でない銘柄
  • バリュエーションが高い銘柄

2019年の戦略と保有すべき銘柄

では、下げ相場前提で、どういった投資戦略を展開すればよいのでしょうか。

ひとつの戦略は、個人投資家は一旦すべて売却し、キャッシュポジションにする、という手段をとることができます。これは機関投資家にはなかなかとりにくい選択肢です。ただ、含み損のまま売れないという方もいるかと思います。その場合には以下のように考えてみてはどうでしょうか。

いわゆるきたるべき上昇相場を前提に誰もが知る「優良株」にシフトさせていく戦略です。もっとも含み損がある銘柄もあるかと思いますが、先にあげた避けるべき銘柄はさらに下がる可能性もあります。そこは良い銘柄が出てきた時点で入れ替えを検討するというのが傷口が広がらない施策となると思います。

さて、下げ相場で買える「優良株」といわれて、ぱっと思いつくのは、シクリカル性(景気循環性)があまりないメディカル系や消費安定系の企業が思いつくのではないでしょうか。そうした銘柄もよいと思います。

ただし、「優良株」といっても必ずしも海外で活躍している企業ではなく、国内で事業を展開する身近な企業ということがあります。

円高前提であれば、小売業が選択肢としてあがってきますし、ECで事業を拡大できる企業なども選択肢にあがってくると思います。そうした銘柄でしっかり配当ができる銘柄も強いかと思います。

今後の推奨の考え方

Longineの推奨銘柄は、タイミングを見て、上記の考えのもとに銘柄を追加していこうと考えています。現時点の推奨銘柄もここまで整理してきているので、大きく変更することはありません。年末に大変な相場となっていますが、ご参考になれば幸いです。

【編集部より追加のご案内】推奨銘柄のトップ3のご紹介

Longineでは推奨銘柄リストの中から「今日買うならどの銘柄か」という視点で、トップピックをご紹介しています。ご興味がある方は、【レポート】記事にある「【最新】推奨銘柄における選好順位トップ3」をご参照ください。

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