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ソフトバンクグループ(9984)2019年3月期Q3累計(4-12月期)決算。増収増益

決算発表後の第一印象

決算内容は、短期的に株価に対して「ポジティブ」。自社株買いも同時に発表され、こちらも株価に対してはポジティブな影響となると予想。

コメント

Q3累計決算は、売上高は対前年同期比+5%増、営業利益は同+62%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は同+52%増。尚、同社は、業績予想は開示していない。

まず、実績について見ていこう。

同社は、グループ会社が数百社あり、内容は複雑である。その中でも最も重要な部分は、ビジョン・ファンドである。同ファンドではユニコーン(非上場のベンチャー企業を指す)に投資をしており、主にAI関連の企業群。

営業利益は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドとデルタ・ファンドで構成されるSVF事業の営業利益が全体の40%超を占めた。これは、Uber、OYO、WeWorkなどの投資先の構成価値増加した一方で、NVIDIAの株価下落などが評価益を一部押し下げた。

親会社所有者に帰属する純利益は、デリバティブ関連利益が全体の約35%を占めた。これは、アリババ株式関連やNVIDIA株式関連で利益を計上し、株価下落による評価損失の過半を相殺したため。また、ソフトバンク株式売出しに伴い、税金費用軽減効果があった。

今後の注目点

同日行われた決算説明会で、孫社長は、同社の株価がいかに安いかと説明している。「25-4=9?」という数式を出した。これが意味するのは、同社の保有株式価値(25兆)から純有利子負債(4兆円)を引いた額は、同社の現時点の時価総額(9兆)では、おかしいのでは?ということ。

今回は6000億円上限で自社株を買い、全部消却すると説明。

しかし、同社の株価は、その複雑な内容から、孫社長が説明するようには評価されにくいのが実情。米国や中国のネットやAI関連企業のバリュエーションの推移にも注目。

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