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SUBARU(7270)2019年3月期Q3累計(4-12月期)決算。下方修正は想定内だが悪材料出尽くしは時期尚早

決算発表後の第一印象

大幅下方修正は想定内であるが、完全な悪材料出尽くしとは言い難い。株価に対しては「中立」な印象。

コメント

Q3累計実績は、売上高は対前年同期比▲3%減、営業利益が同▲50%減、親会社株主に帰属する四半期純利益が同▲23%減となった。国内と米国の販売減に加え、一連の不正出荷問題の費用増加で大幅減益を強いられた。ただ、終わったQ3(10-12月期)は上期実績までの傾向からやや挽回しており、収益悪化に歯止めがかかったことを伺わせる内容である。ネガティブな印象はない。

2019年3月通期の会社予想は下方修正された。営業利益は従来2,200億円から今回1,850億円(対前期比▲51%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は同1,670億円から1,400億円(同▲37%減)への減額。大幅減益予想のため好印象はないが、概ね想定内とも言えよう。下方修正された会社予想の達成は楽観視できない。ただ、残りQ4(1-3月期)に挽回したとしても大幅減益に変わりはなく、注目は来期(2020年3月期)になると考えられる。その意味でもネガティブ・サプライズは小さい。

今後の注目点

終わろうとしている今期(2019年3月期)に悪材料を全て出し切るかどうかが注目点だ。一連の不祥事(不正検査など)の問題を片付け、また、部品供給問題で滞った国内生産の回復等が今期中に終わるならば、来期(2020年3月期)への期待は高まろう。ただし、主戦場である米国市場の需要頭打ちが鮮明となっており、引き続き注意が必要になる。今回は取引時間中の決算発表であり、発表直後の株価は急騰したが、一本調子で株価が戻る状況にはないと判断する。

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