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いすゞ自動車(7202)2019年3月期Q3累計(4-12月期)決算。上方修正なしよりも来期業績にやや不安残る

決算発表後の第一印象

通期見通しの上方修正がなかったことよりも、来期(2020年3月期)にやや不安が残る。株価に対しては「ややネガティブ」な印象。

コメント

Q3累計実績は、売上高は対前年同期比+6%増、営業利益が同+17%増、親会社株主に帰属する四半期純利益が同+12%増となった。上期実績までの増益トレンドを維持した内容で概ね好印象。主戦場のタイを始めとするアジアの収益が伸長。国内は収益源の大型トラック販売が苦戦したが、コストダウン効果などでカバーしたようだ。

2019年3月通期の会社予想は変更なし。営業利益は従来予想1,840億円(対前期比+10%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は同1,180億円(同+12%増)が据え置きとなった。上方修正なしはやや期待外れだが、会社予想の達成に問題はないと考えられる。Q3累計まで苦戦した国内トラック販売も、受注回復により回復に向かう模様。なお、年間の配当予想(1株当たり36円、対前期比+3円増)にも変更なし。

今後の注目点

来期(2020年3月期)の国内トラック販売動向に注目する。Q3累計までの販売苦戦は脱すると見られるが、国内需要が漸減傾向に入っており、来期の販売は伸び悩む可能性が高い。タイを始めとしたアジア・新興国事業で相応分はカバーできると見られるが、更なる大幅増益は難しいかもしれない。また、新興国の通貨安も懸念材料。今回の決算発表を含め、株価への支援材料は乏しい。

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