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オーエスジー(6136)は自動車産業に加え、増産続く航空機産業向けでも事業拡大中

投資家に伝えたいポイント

自動車産業に加えて、新たに航空機産業向けの売上伸長が鮮明になりつつある。株価バリュエーションに特段の割安感はないが、中期的展望の材料は少なくない。中期経営計画の早期結果に対する期待が高まる可能性もある。

コメント

精密切削工具の大手メーカーで、主製品はドリル、エンドミル、タップ等。タップは世界トップシェア(約30%)。7月10日に2014年5月中間期(2013年12月-2014年5月)決算を発表。国内外で、従来から得意とする自動車産業向けに加え、航空機産業向けが伸長。特に、日本国内とアジアが伸びたことで、大幅な収益拡大を達成した。円安も寄与。足元も順調に推移している模様であり、主力製品の1つであるタップ(ねじを切る工具)は、高稼働率でも月を追うごとに受注残が膨らんでいるようだ。下期は、①受注残解消による売上増、②上期にやや苦戦した米州事業の回復見込み(特に南米地域)、③コストダウン効果、等により堅調な業績が期待できよう。ただ、期初に掲げた会社予想の想定内という理由で、2014年11月期の会社予想は据え置きとなっている。会社予想の上方修正が無かったことで、決算発表後の株価はやや軟調に推移。

今般開催された決算説明会に出席したが、据え置きとなった会社予想は保守的という印象を強く受けたが、それを勘案したとしても、現状株価に特段の割安感はない。また、生産能力の増強を図る必要性から、より一層の業績拡大期を迎えるのは、もう少し先にならざるを得ないと考えられる。

今後の注目点

決算説明会で詳細数字は非公表だったものの、ボーイング社を始めとした航空機産業向けが大きく伸長しており、今後の収益寄与が注目される。中期経営計画の柱としている「大手ユーザー開拓」「フラッグシップ製品戦略」「M&A戦略」の達成度にも注目したいが、こうした中期的な利益成長が株価に反映されるにはやや時間を要するかもしれない。

業積ハイライト

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