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ローソン(2651)が高級スーパーの成城石井を買収するとの観測記事について

観測記事の第一印象

以前から報じられていた案件だが、いずれローソンには説明責任が生じる可能性がある案件。

コメント

7月17日に全国紙にて観測記事が出て、その後ローソン(2651)からは「検討しているが、決定事項は無い」との開示あり。なお成城石井の最近の業績データがないため、買収金額の妥当性などはここでは深く議論できない。

Longineでは、ローソンが買収すると決めた場合の説明責任は大きいと考える。500億円という金額の大きさだけでなく、投資採算がきちんと確保できるのか、単なる多角化ではなくシナジーが出るのか、これまでと整合的な説明を求めたい。なお、ローソンの株価は+0.26%とほとんど反応は無かった。

今後の注目点

相手が三菱商事と三菱UFJ証券ホールディングスが折半で作った丸の内キャピタルである点に注目。三菱商事はローソンの32%株主であり、経営にも人を送り込んでいるため、ローソンの意思決定に対する影響力が大きい。丸の内キャピタルが割高に売却すると三菱商事はキャピタルゲインをいったん得る。そして譲渡された成城石井に対する三菱商事の実質的な持ち分は50%から32%に低下し、ローソンの他の株主がその残りの分のリスクを負うことになる。ここを説明できるかが重要。ローソンは相対的に借入余力が低めなので、この文脈からすると、サークルKサンクスと手を組むのはファミリーマート(8028)になる公算が高いのかもしれない。

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